研究課題/領域番号 |
22K06374
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
上谷 浩一 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (80638792)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | フタバガキ科 / 東南アジア / 熱帯雨林 / 葉緑体ゲノム / 遺伝的多様性 |
研究実績の概要 |
本研究では,従来の短いDNA配列解析からは不明瞭であったフタバガキ科樹木の分布域形成の歴史を解明するために,フタバガキ科主要3種の葉緑体全ゲノムデータを解析することで,遺伝的多様性の地理的分布を明らかにする。初年度は,これまでに採取したDNAサンプルの精製および乾燥標本からのDNAの再調整をおこなった。次世代シーケンシング用サンプルの調整に十分なDNA量を満たしていないサンプルが多数あったが,当初の予定していたフタバガキ科主要3種以外の種を含む複数種のDNAサンプルの準備が完了した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
次世代シーケンシング用サンプルの調整に時間がかかったことにより進捗が遅れたが,目的を達成するのにほぼ十分なサンプルを得ることができた。不足するサンプルについては,今年度内に新たな葉サンプルを採取する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
次世代シーケンシング解析によって,フタバガキ科5種の葉緑体全塩基配列を決定する。
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次年度使用額が生じた理由 |
本年度は予定していた次世代シーケンシング解析を受託しなかったため,経費の一部を翌年度に繰り越した。
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