研究課題/領域番号 |
22K07175
|
研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
赤松 弘朗 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (10646582)
|
研究分担者 |
山本 信之 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (60298966)
洪 泰浩 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (80426519)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 免疫チェックポイント阻害剤 / EGFR遺伝子変異 |
研究実績の概要 |
本体の医師主導治験(完全切除、病理病期II-IIIA期のEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がんに対するプラチナ併用療法+アテゾリズマブ術後補助化学療法の有効性および安全性を探索する多施設共同第II相試験(WJOG11719L))は既に登録を完了し、2023年8月をもって最終症例登録後から2年間となるため、データクリーニングと解析準備に入ることになった。主解析の公表は2024年6月頃になる見込みであり、これに並行して本附随研究用の手術検体を収集する準備を始めている。 現在までに研究計画書を固定し当院の倫理審査委員会に提出すみで、2023年5月中には承認が得られる見込みである。倫理委員会承認後、参加施設からできるだけ速やかに組織検体を送付いただけるよう、登録症例の臨床状況について2023年4月にアップデートを行った。すでに試験治療を終了するなどして定期的な来院が途絶えている、オプトアウト対応可能な症例については速やかに組織検体を送付いただくことが可能な状況となっている。また、それ以外の症例については、順次個別の通院状況を確認の上で同意取得と検体収集を行っていく。次世代シーケンサーによる解析はすべての症例登録を待たずに開始し、2023年度中には1次解析を終えたい。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本体の治験に関する解析時期決定に検討を要したため。
|
今後の研究の推進方策 |
各症例の追跡情報は随時アップデートしており、倫理委員会での承認が得られ次第、まずはオプトアウトで対応可能な症例の組織検体を収集していく。
|
次年度使用額が生じた理由 |
本研究における腫瘍検体の収集・解析が遅れているため、当初予定より余剰が生じている。解析が開始となり次第、余剰分を用いる予定である。
|