研究課題/領域番号 |
22K07615
|
研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
林田 麻衣子 島根大学, 医学部, 特別協力研究員 (40624747)
|
研究分担者 |
林田 健志 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (50599933)
藤岡 正樹 独立行政法人国立病院機構(長崎医療センター臨床研究センター), 形成外科, 機能形態研究部長 (70393452)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 統合失調症 / グロースファクター |
研究実績の概要 |
1.精神異常行動発症モデル作成 ラットの精神異常行動モデルとして、Gunnラットを作成した。 2.行動学的、神経生理学的な統合失調症様行動の評価 海馬アストロサイトbFGFの発現を含め、免疫組織化学などの脳形態学評価手法にて、各種細胞の形態学的特徴を光学顕微鏡と電子顕微鏡を用いて、Gunnラット群とコントロール群と比較解析を行った。 上記動物実験を行っており、解析を続けている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
動物実験施設の改修も終わり、おおむね当初の予定通りに実験を開始できている。
|
今後の研究の推進方策 |
Gunnラットの腹腔内にbFGF0.1mg/㎏を投与し行動学的、神経生理学的に統合失調症様行動の評価を行う。脳形態学的特徴を光学顕微鏡と、電子顕微鏡をもちいてコントロール群と比較解析する。ELISAにて定量し、統合失調症モデル動物におけるbFGFの作用機序を明らかにする。
|
次年度使用額が生じた理由 |
動物実験に使用する、外部委託に必要な物品費が少なかったためで、その未使用分を用いて、2024年度に免疫染色等を行う予定である。
|