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2023 年度 実施状況報告書

静脈奇形に対するアブレーション治療の確立

研究課題

研究課題/領域番号 22K07723
研究機関高知大学

研究代表者

吉松 梨香  高知大学, 医学部, 客員准教授 (10607592)

研究分担者 山上 卓士  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (10257537)
長谷部 光泉  東海大学, 医学部, 教授 (20306799)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード静脈奇形 / 凍結療法 / ラジオ波焼灼療法
研究実績の概要

豚を用いて、静脈奇形モデルに対するラジオ波焼灼療法(RFA)と凍結療法(Cryo)を施行した。豚3頭を使用し、全身麻酔下に大腿静脈を露出し、大腿静脈を2カ所で結紮し、静脈をうっ滞させ静脈奇形モデルを作成。膝窩静脈より造影を行い、血流のうっ滞を確認した。
続いて、結紮部の静脈近傍に、RFA針もしくはCryo針を穿刺し、焼灼・凍結療法を施行。抜針後に遠位側の結紮を解除し膝窩静脈より造影施行。さらに近位側の結紮も解除し同様に膝窩静脈より造影施行。RFAでは2/3例にてアブレーション部の血管狭窄もしくは閉塞を認めた。Cryoでは血流は残存し狭窄も認められなかった。
病理組織検査は現時点では行っていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初のウサギにて静脈モデルを作成予定であったが、豚に変更してモデルを作成。RFAとCryoの予備実験も施行しているが、本実験は未施行でありやや遅延している。。

今後の研究の推進方策

さらに数を増やして検討し、病理組織検査を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

現時点では予備実験のみを施行しており、本実験及び病理組織検査のための費用が必要である。

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公開日: 2024-12-25  

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