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2023 年度 実施状況報告書

PMEAコーティングの生体内長期抗菌効果の証明

研究課題

研究課題/領域番号 22K07756
研究機関関西医科大学

研究代表者

小野 泰之  関西医科大学, 医学部, 研究医員 (60786698)

研究分担者 中谷 幸  関西医科大学, 医学部, 講師 (10533424)
丸山 拓士  関西医科大学, 医学部, 助教 (20786678)
狩谷 秀治  関西医科大学, 医学部, 准教授 (40368220)
谷川 昇  関西医科大学, 医学部, 教授 (90227215)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワードCRBSI / PMEAコーティング / インターベンショナルラジオロジー
研究実績の概要

2023年度は動物実験で得られたカテーテル検体の菌量測定に先立ち、実際に留置・回収されたPMEAコーティングカテーテルの菌繁殖の有無を調査するためにその方法について昨年度に引き続きプロトコールの検討、修正を行った。またこのプロトコールを複数の細菌検査事業者と打ち合わせを行い、業者選定、検査方法についての検討を行い実現可能な菌定性検査の方法を確立、およびその予備実験を行った。結果については事前予想とは異なる結果もあり引き続き検討、改善を要するものであったが、初期実験としては一定の結果を得ることができた。
そのほか、現状の抗菌カテーテルを取り巻く現状や血流感染症、カテーテル関連製品等の最新の知見を得るべくこれらの関連学会である日本医学放射線学会や日本インターベンショナルラジオロジー学会の学術集会等に参加し情報収集、関連企業との意見交換を行った。これまでの感染症に加え、近年COVID19をはじめとした新たな感染症の発生や脅威が増す中、PMEAコーティングによる抗菌効果はさまざまな製品への応用も検討されることからその期待は高いと感じられた。またさまざまな観点から情報収集活動にを行うため、本研究に関連する学会についても調査を行った。その結果、一般的にカテーテル留置を行う静脈に関連する学会として日本静脈学会も今後の研究活動において関連性が高いことがわかり、2024年度以降に学術集会参加や関連紙による情報収集活動を開始していくこととした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

菌定性の予備実験において、プロトコールの再考を要する結果であったことから予定実験計画にやや遅れが生じることとなった。引き続き修正を行いながら、実験計画を進めていく。

今後の研究の推進方策

さまざまな観点からの情報収集を行うため、新たに日本静脈学会での情報収集活動を行うほか、予備実験についても早急に新たなプロトコールのもと実施をしていく。

次年度使用額が生じた理由

予備実験の結果、実験プロトコールの見直しが必要であり現在動物実験の手法について再検討を行うため動物実験がストップしている。新たなプロトコール作成の後に、実験再開を予定している。

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公開日: 2024-12-25  

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