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2023 年度 実施状況報告書

冠動脈疾患におけるMRIの冠動脈血流予備能の有用性を検証する前向き多施設共同研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K07775
研究機関横浜市立大学

研究代表者

加藤 真吾  横浜市立大学, 医学部, 講師 (90812511)

研究分担者 日比 潔  横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (20347339)
宇都宮 大輔  横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (30571046)
小西 正紹  横浜市立大学, 医学部, 講師 (60530152)
福井 和樹  地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立循環器呼吸器病センター(臨床研究所), 臨床研究室, 室長 (80812510)
松澤 泰志  横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 講師 (90600635)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワード冠動脈疾患 / 負荷perfusion MRI / 冠血流予備能
研究実績の概要

共同研究機関として3施設で負荷心臓MRIのシークエンス調整を行った。定量的な心筋血流量の測定を可能にするため、希釈造影剤を使ったperfusion MRI(dual bolus法)を撮影プロトコールに追加した。また、患者データの統計解析、データ保存用のパソコンやハードドライブを準備し、研究の準備を整えた。そのための解析ソフトウェアも整備した。しかし、3施設のうち1施設で、研究の主要な撮影シークエンスである負荷perfusion MRIにおいて、負荷薬剤であるアデノシン三リン酸の使用に関する院内承認を得るのに多大な時間がかかった。また、同じ施設では、MRI対応のATP持続静注用のシリンジポンプが無かったため、追加で準備を行った。このような状況のため、研究の進行が遅れている状態である。さらに、各施設での撮影プロトコールの統一や、解析手順の標準化にも多くの時間を要した。施設ごとの機器や運用体制の違いが影響し、統一された方法でのデータ取得と解析が困難であったため、詳細な調整が必要となった。また、負荷perfusion MRIの撮影に必要な技術的トレーニングを各施設のスタッフに実施し、技術レベルの均一化を図る必要があった。現在、倫理審査委員会の承認を待っているが、承認が取れ次第、患者の登録を開始する予定である。研究の遅れが出ている要因として、前述のように施設間の調整や機材の準備に時間がかかったことが挙げられる。しかし、これらの問題は現在解決されつつあり、今後は計画通りに研究を進めることが可能となる見込みである。引き続き、各施設との連携を密にし、研究の円滑な進行を図る予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究の遅れが出ている要因として、前述のように施設間の調整や機材の準備に時間がかかったことが挙げられる。しかし、これらの問題は現在解決されつつあり、今後は計画通りに研究を進めることが可能となる見込みである。引き続き、各施設との連携を密にし、研究の円滑な進行を図る予定である。

今後の研究の推進方策

研究の遅れが出ている要因として、前述のように施設間の調整や機材の準備に時間がかかったことが挙げられる。しかし、これらの問題は現在解決されつつあり、今後は計画通りに研究を進めることが可能となる見込みである。引き続き、各施設との連携を密にし、研究の円滑な進行を図る予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究の進捗状況が遅れており、次年度以降の学会発表や論文執筆に研究費を用いる予定のため。

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公開日: 2024-12-25  

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