研究実績の概要 |
LPS/Stx2をマウスに投与し、6時間後、72時間後の腎臓を採取し、mRNAを抽出し、そのmRNAを用いてmircoarrayを行い、コントロールマウスと比較し、酸化ストレスに関連する遺伝子に変化があるかどうかを確認した。主にLPSの影響が強い6時間後ではHmox1, Maff, Nfkb1、Stxの影響の強い72時間後にはMaff, Cyp4a14, Junbの変化を認めていることを確認している。モデルマウスに対するスルフォラファンの抗酸化作用を確認するための至適濃度について検討を行っているが、現時点で適切な濃度の設定に至っていない。 酸化ストレスとmicroRNAの一つであるmiR-21も関係することが報告(Free Radic Res. 2014; 48: 282-91.)されており、本モデルマウスにおける酸化ストレスとmiR-21についても今後検討をする予定である。
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