研究課題
C型肝炎治療後の肝癌患者71例を対象とし、手術にて得られた肝癌組織を蛍光多重染色した。腫瘍内や周囲組織およびその境界に浸潤する免疫担当細胞を画像解析技術(イメージングAI)を駆使して解析する方法を確立した。 空間プロファイリング解析においては、腫瘍内被膜下(SC)のCD4(+)Tリンパ球と周囲非腫瘍部(A)の制御性Tリンパ球(Treg)との細胞間相互作用(クロストーク)が長期予後に影響する可能性が示唆された。
2: おおむね順調に進展している
研究計画書における、本年度の予定としては、蛍光多重免疫染色とイメージングAIを用いた、免疫担当細胞の形態学的フェノタイプ解析となっており、おおむね順調に進展していると判断する。
当初の研究計画どおり、組織フェノタイプ機械学習とNGS遺伝子発現解析によって、肝癌微小環境における免疫担当細胞の役割を検討する。
すべて 2023 2022
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 3件)
Biomed Pharmacother.
巻: 162 ページ: 114592
10.1016/j.biopha.2023.114592.
Clin J Gastroenterol.
巻: 16(2) ページ: 270-278
10.1007/s12328-023-01755-4.
Hepatol Res.
巻: 52(2) ページ: 141-152
10.1111/hepr.13722.
巻: 15(3) ページ: 611-616
10.1007/s12328-022-01620-w.
巻: 15(5) ページ: 913-919
10.1007/s12328-022-01676-8.
巻: 5(5) ページ: 876-880
10.1007/s12328-022-01680-y.
Medicine (Baltimore)
巻: 101(39) ページ: e30769
10.1097/MD.0000000000030769.