研究課題
炎症性腸疾患患者の糞便よりウイルスパーティクルを分離しショットガンシークエンスによりウイルス叢(バクテリオファージ叢)の構成の変化を解析した。その結果クローン病ではCrassphageが健常人と比較して統計学的に有意に増加していた。この変化は潰瘍性大腸炎でも確認中である。今後これらの結果を踏まえて新たな治療法の開発に取り組む予定である。
2: おおむね順調に進展している
当初の計画に沿った実験が進められ結果も得られている。
今年度は結果を論文としてまとめることを予定している。