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2023 年度 実施状況報告書

大動脈解離の発生と進展に好中球が与える影響の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K08102
研究機関神戸大学

研究代表者

井上 大志  神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (50868487)

研究分担者 山中 勝弘  神戸大学, 医学研究科, 講師 (70729384)
江本 拓央  神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (80855023)
岡田 健次  神戸大学, 医学研究科, 教授 (90284356)
山下 智也  神戸大学, 医学部附属病院, 教授 (90437468)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード大動脈解離 / 好中球
研究実績の概要

昨年度までに施行した好中球抑制実験の結果をもとに追加実験を行った。組織学的に好中球浸潤の抑制効果を示したことからNETsとの関係も見出すため、組織学的にMPO, DNaseを用いて検証した。しかしながらNETsにおける有意な集積差を見出すには至らなかった。
他方で大動脈解離モデルにおけるシングルセルRNAシーククエンス解析を施行した。ここでは好中球はBAPNおよびアンギオテンシン2で作成した大動脈解離モデルマウスにおいて、大動脈解離発症までから有意に増加を認めていた。現在、好中球抑制を行うための新たな手法を検討中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究計画通りに経過しているが、結果として好中球抑制による大動脈解離の抑制効果の同定には至っていない。

今後の研究の推進方策

シングルセルRNAシークエンスの結果を基に好中球をさらに分類できるかを解析する。これにより特異的な好中球を同定できれば新たな追加介入を模索できると考えられる。

次年度使用額が生じた理由

追加介入の方法を模索中であるため。解析がうまくできれば来年度に研究発表を再度行う予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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