研究課題/領域番号 |
22K08324
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
小林 靖子 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (60451720)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | ネフローゼ症候群 / ステロイド反応性 / ヒトポドサイト細胞株 / 細胞骨格 / 接着因子 |
研究実績の概要 |
多施設共同研究を行うため、群馬大学附属病院の倫理委員会での中央審査承認を目指して研究計画書、研究対象者への説明、同意文書の作成準備を進めている。研究協力機関での申請が終了した段階で患者検体収集が開始される予定である。 一方で、ヒトポドサイト細胞株において、対象とする接着因子の活性化による細胞内情報伝達経路の活性化を確認する系を立ち上げた。接着因子活性化に伴い、 細胞骨格再編成が起こることから、細胞骨格の制御に関連する分子である、血管拡張因子刺激リン酸化タンパク質のリン酸化とRho GTPase ファミリーの活性化 について、それぞれウエスタンブロッティングとG-LIS法により測定を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
中央審査の倫理申請が遅れているため。
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今後の研究の推進方策 |
倫理申請が終了し、各研究協録施設での承認が終了後、対象患者発生時に採取した検体を収集し、随時解析を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究協力機関からの検体収集が進んでいないため、検体収集および解析に要する費用が未使用であったため。 今後各施設からの検体収集にかかる郵送費や容器などの費用と、一定数の検体収集後に行う解析にかかる試薬の購入を順次進める予定である。
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