• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実施状況報告書

抗MDA5抗体陽性間質性肺疾患の病態に関わる細胞内シグナル伝達経路探索

研究課題

研究課題/領域番号 22K08553
研究機関日本医科大学

研究代表者

五野 貴久  日本医科大学, 医学部, 准教授 (00418724)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード皮膚筋炎 / インターフェロン / 核内転写因子
研究実績の概要

本研究の目的は、抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎に併発する間質性肺疾患に対する新規治療開発に向けて、末梢血の各免疫担当細胞のType 1 IFN遺伝子発現に関わる核内転写因子を蛍光染色で可視化することで、本病態の責任炎症細胞及び細胞内のシグナル伝達経路を解明することである。令和5年度においては、予定通り、本疾患及び対照疾患より末梢血のサンプル採取を行い、各免疫担当細胞毎にソーティングし、核内転写因子の蛍光染色を行なった。本疾患と対象疾患での各免疫担当細胞の核内転写因子の強度の比較について、現在解析を行なっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

対照群と本疾患の解析結果の比較検討がやや遅れているが、当初の計画通り、概ね順調に進展している。

今後の研究の推進方策

予定通り、本疾患における核内転写因子の活性化に関わる細胞集団の同定とその上流に位置する病態経路に関する解析を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

本年度分で施行予定の遺伝子発現解析を行えていないため、本解析を次年度へ持ち越した予算を使用して行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Immune Cell Signatures to Stratify Patients With Systemic Autoimmune Diseases: A Step Toward Individualized Medicine?2022

    • 著者名/発表者名
      Takahisa Gono, Divi Cornec
    • 雑誌名

      Arthritis Rheumatology

      巻: 74 ページ: 1727-1729

    • DOI

      10.1002/art.42263

    • 査読あり / 国際共著

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi