研究課題/領域番号 |
22K08900
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
速水 晋也 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (00468290)
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研究分担者 |
上野 昌樹 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (90405465)
宮本 篤 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (00756570)
山上 裕機 和歌山県立医科大学, 医学部, 学長特命教員(特別顧問) (20191190)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 肝内胆管癌 / SMYD2 / リンパ節転移 / CRISPR/Cas9 |
研究実績の概要 |
①オルガノイドにおけるSMYD2抑制系として、CRISPR/Cas9遺伝子改変技術を使用した。Manufacturers’ protocolに則り、Lipofectamine 3000によるリポフェクタミン法でSMYD2 CRISPRプラスミド(h)を導入した。免疫化学染色にてSMYD2の蛍光低下ないし消失を確認し、本実験系の構築が成立した。 ② SMYD2阻害剤LLY-507を用いて臨床実装に近いSMYD2抑制実験を行った。まず実験系におけるLLY-507の指摘濃度を決定した。LLY-507を決定した適性濃度で処置し、免疫化学染色で確認する。 ③確立したSMYD2抑制系を用いて、EMT関連タンパク抗体を用いた免疫化学染色を行い、SMYD2抑制によってどの分子の変動があるか、つまりSMYD2の下流に存在する分子の検討を以下の抗体で行った:TGF-β1/VEGFC/N-cadherin/E-cadherin/β-actin。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の計画通り、研究が進んでいるため。
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今後の研究の推進方策 |
当初予定した通り実験計画を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
16,137円の端数的な残高が生じ、次年度に繰り越して実験などに使用する。
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