研究課題/領域番号 |
22K08966
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
宮地 秀樹 日本医科大学, 医学部, 助教 (90386235)
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研究分担者 |
中澤 靖元 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20456255)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 生体吸収材料 / 動脈グラフト / 人工血管 |
研究実績の概要 |
研究計画調書に記した課題1‐3については下記に示した通りである。 課題1;生体吸収性と強度の異なる2つの材料を用いた階層構造を持つ動脈グラフトの作製 課題2;作成したグラフトを用いた再生血管の評価 課題3;高脂血症ラットを用いた生体吸収性動脈グラフトの血管リモデリングにおけるPDGFの効果 現状では、課題1を共同研究者である中澤教授に行って頂いている。COVID-19の影響を受け、研究自体が滞っていたが、COVID-19の状況改善により研究の速度を上げるべく環境整備とwebでの検討会を綿密に行っている。また課題1に関連して、階層構造のうち最も異なる2層を抽出し、細胞浸潤性に関する基礎実験を行いそのデータ収集を行った。これらの実験結果は、基礎データとして論文作成にも使用される。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究実績の概要でも示した通り、3つの課題のうち、1つ目の課題である動脈グラフトの作成を行っている。グラフトの元となるシート作成は終了しており、これをグラフトの形にする必要があり、この技術の完成に時間を要している。
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今後の研究の推進方策 |
動脈グラフトを速やかに完成させ、動物実験に移行する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
動脈グラフト作成に時間を要しており、動物実験まで進まなかったことから研究費を当初の予定ほど使用しなかった。動物実験ではかかる費用が大きくなるため、次年度に動物実験に移行できれば使用できると考えている。
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