研究課題/領域番号 |
22K09150
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
川口 敦 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (00890930)
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研究分担者 |
宮本 雄策 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (40387006)
三浦 慎也 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (50910395)
野村 岳志 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (10243445) [辞退]
石垣 景子 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (10366304)
佐藤 孝俊 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (50569944)
清野 雄介 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (90366352)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 横隔膜電位 / 呼吸モニタリング |
研究実績の概要 |
2023年9月より聖マリアンナ医科大学病院集中治療センターにおいて、「横隔膜電位モニタリングを中心とした呼吸ドライブと呼吸努力の関係探索」の前向き観察研究を開始した。本研究では、ICUにおいて長期人工呼吸管理患者(7日以上)、遺伝性筋疾患や脳性麻痺のある成人、小児を対象とし、横隔膜電位および回路閉塞手技の際に作られる気道陰圧を呼吸のdriveと呼吸のeffortの指標に、その間に解離が存在するのかも含め検討する。2024年3月時点で複数症例を組み込んでいる。非侵襲人工呼吸下での計測に技術的な困難があり、そのような条件下でも測定可能とする機器設置を進めている。また呼吸モニタリングに関しての海外学術学会(アジア集中治療医学会)で発表を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
初年度は主研究責任者の異動、またパンデミックによる研究組み込みに支障があり進捗に遅れがあった。しかし2023年度より順調にデータ収集を開始している。
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今後の研究の推進方策 |
2024-25年度にデータ収集を行い、複数の学会発表及び論文作成を計画している。当初から1年延長をし計画を遂行する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
主研究責任者の施設異動、またCOVID19パンデミックにより患者組み込みに難渋し、初年度の研究計画に遅れを生じたため、本年、また来年度への研究実施ずれ込みを生じている。最終的に4年目に延長をし、計画している研究の遂行を行う予定である。
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