研究課題/領域番号 |
22K09206
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
細見 晃一 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任講師(常勤) (70533800)
|
研究分担者 |
貴島 晴彦 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10332743)
押野 悟 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (40403050)
谷 直樹 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (20598370)
クー ウイミン 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任助教(常勤) (70591022)
森 信彦 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任研究員(常勤) (20833924)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 中枢性脳卒中後疼痛 / 脊髄刺激療法 |
研究実績の概要 |
中枢性脳卒中後疼痛は、治療の難しい難治性疼痛であり、そのような症例に脊髄刺激療法が行われている。脊髄の電気刺激で中枢性脳卒中後疼痛が緩和するその機序についてはあまり分かっていないため、本研究では、脊髄刺激療法の中枢神経系内の作用機序について検討している。 今年度はまず、各種電気生理学的検査や定量感覚検査の実施条件について検討した。健常者及び慢性疼痛患者を対象に、各種誘発電位や感覚閾値を様々な条件で測定し、最適な条件を決定した。次に3名の脊髄刺激療法を受けた慢性疼痛患者を対象に、感覚刺激による誘発電位や脊髄刺激誘発電位を測定した。今後、さらに症例数を増やしていくと共に刺激条件による違いについても検討していく予定である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
検査条件が決定され、実際の測定を開始できたため。
|
今後の研究の推進方策 |
さらに症例数を増やしていく。脊髄刺激の刺激条件による違いについても検討していく。
|
次年度使用額が生じた理由 |
理由:温度刺激装置のプローブは借用することができ、経費が予定より少なく済んだため。 使用計画:患者実験にかかる消耗品や解析機器の購入や成果発表などに使用する。
|