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2024 年度 研究成果報告書

悪性神経膠腫におけるテモゾロミド耐性獲得においてオートファジーが果たす役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 22K09290
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56010:脳神経外科学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

米澤 大  鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (50550076)

研究分担者 比嘉 那優大  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (90792200)
内田 裕之  鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 特任助教 (80404482)
吉本 幸司  九州大学, 医学研究院, 教授 (70444784)
高城 朋子  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 特任研究員 (50972345)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワードグリオーマ / オートファジー / テモゾロミド / 耐性機序
研究成果の概要

TMZ暴露後のU251では、ウェスタンブロットにおいてautophagyの指標であるLC3B-Ⅱの上昇と、それに引き続くcleaved caspase3の出現がみられたが、TMZ耐性株(U251/TMZ-R)ではいずれも見られなかった。しかし、TMZとautophagosomeとlysosomeの融合阻害剤であるBaA1を併用して同様の検討を行った結果、両細胞株において見られ、さらにU251/TMZ-RでTMZ耐性度の低下がもたらされた。
一連の結果より、U251/TMZ-R はautophagosomeの分解に長けており、そのことがTMZ耐性獲得に関与している可能性があることが示唆された。

自由記述の分野

脳神経外科学分野

研究成果の学術的意義や社会的意義

autophagyの分子機構が明らかとされてきたのは近年であり、各種glioma cell lineにおいてもTMZを含む各種factorによるautophagy誘導およびその意義に関する知見が盛んに報告されつつある一方で、同一細胞株由来のsubtype間でautophagyの動向を比較検討した報告は皆無である中、今回、TMZ耐性獲得にはautophagosomeの分解促進が関与していることが示唆された。
これはTMZ耐性をもつ膠芽腫に対して、TMZとautophagosome分解阻害剤の併用が有効な加療法であると考えられ、新たな意義ある治療法の可能性を見出した。

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公開日: 2026-01-16  

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