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2023 年度 実施状況報告書

卵巣癌再発・転移に対して硼素中性子捕捉療法の有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K09561
研究機関大阪医科薬科大学

研究代表者

恒遠 啓示  大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (70388255)

研究分担者 林 正美  大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (00551748)
大道 正英  大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (10283764)
田中 良道  大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (10625502)
寺田 信一  大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (60861242)
田中 智人  大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (90411363)
藤原 聡枝  大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (90707960)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード卵巣がん / BNCT / ホウ素
研究実績の概要

卵巣癌は進行期に発見される。卵巣癌への放射線治療は放射線感受性が低いため選択肢にはならない。硼素中性子補足療法(BNCT)は硼素と中性子の核反応のエネルギーにより硼素を取り込ませた癌細胞を選択的に死滅させる治療法で、副作用の少ない新規治療として期待される。BPA(硼素化合物)を用いたBNCTの有効性を検討することを目的としている。
研究方法:①癌細胞株を移植し増大させて皮下腫瘍モデルマウスにBPAを投与し、腫瘍選択的にホウ素が集積しているかを解析。②同様に皮下腫瘍モデルを作成しBPAを投与してから中性子を照射し効果を判定。結果:①どの癌細胞株も血液、胚、腎臓、など他臓器と比較し 腫瘍組織にホウ素が集積した。②子宮頸がん細胞株では縮小を認めたが、卵巣がん細胞株はまだ施行できていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

中性子照射をする機会があまりない

今後の研究の推進方策

子宮頸がん細胞株でin vivoの実験は成功しているので、おなじように卵巣がん細胞株で抗腫瘍効果を判定していきます。

次年度使用額が生じた理由

次年度は、in vovoの実験と学会発表の出張費に研究費を使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 子宮頸癌・外陰部癌に対するホウ素中性子補足療法(BNCT:Boron Neutron Capture Therapy)2023

    • 著者名/発表者名
      寺田 信一
    • 学会等名
      第74回 日本産科婦人科学会

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公開日: 2024-12-25  

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