• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実施状況報告書

三次元組織化胎盤発生モデルを基盤とした分化誘導最適化AIモデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K09632
研究機関国立研究開発法人国立成育医療研究センター

研究代表者

川崎 友之  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 細胞医療研究部, 研究補助員 (90751701)

研究分担者 深見 真紀  国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 分子内分泌研究部, 部長 (40265872)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード胎盤オルガノイド / ヒト多能性幹細胞
研究実績の概要

3次元組織化し生理機能性も獲得した多細胞組織体(オルガノイド)の発生モデルをもとに、分化誘導法の最適化を定量的に評価できる系から発展的にAI(人工知能)モデルへ進化させる開発を行う。個体発生のサポート臓器として重要な胎盤に着目し、胎盤発生関連遺伝子の定量発現量を属性ごとに特性とバランスを分析し胎盤オルガノイドの発生動態と関連付けるデータ可視化モデルを構築する。胎盤系分化誘導のみならず汎用性の高いシステムであり、ヒト臓器発生分化の数理モデル研究などへ発展的に展開し得る。次世代の幹細胞研究の有り様を変える。今年度は、バイオリアクターの活用で胎盤作製の向上化を行った。装置は。回転により細胞を浮遊状態に保つため、低せん断応力で培養することが可能となった。今後は、胎盤組織の特性を検証し、機能性評価を実施していく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

培養にバイオリアクターを応用することで、作製工程が安定化しより研究が実施しやすくなった。

今後の研究の推進方策

バイオロジカルデータの取得と機械学習へ展開する研究を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

試薬の納品が遅れたため。物品の購入に充当する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Transcriptomic analysis of feeder-free culture system for maintaining naive-state pluripotency in human pluripotent stem cells.2023

    • 著者名/発表者名
      Isono W, Kawasaki T, Ichida JK, Nagasaka K, Hiraike O, Umezawa A, Akutsu H.
    • 雑誌名

      Stem Cell Investig

      巻: 10 ページ: 10

    • DOI

      10.21037/sci-2022-043

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi