研究課題/領域番号 |
22K09644
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
山中 彰一郎 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30866009)
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研究分担者 |
山田 有紀 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20588537)
小林 浩 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (40178330)
三宅 龍太 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (20866008)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | ARID1-A / 合成致死 / CDC6 |
研究実績の概要 |
ヌードマウスの後頸部にARID1A変異のある卵巣明細胞癌細胞株(TOV-21G)を400万個/200μLPBSを接種し生着させ、その周囲にアテロコラーゲンに溶解させた5μMのsi-CDC6を投与したところ、si-scbを投与したコントロール群と比して有意な抗腫瘍効果を認めなかった。in vitro実験では抗腫瘍効果がある可能性が示唆されたが生体内での動態が培地内の環境と違う可能性がある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
動物実験を行なった。
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今後の研究の推進方策 |
動物実験で有意な結果を得られなかったことから、引き続き、CDC6の合成致死因子としての可能性を探るとともに、その他の合成致死因子についての検索、探究を平行して行なう
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次年度使用額が生じた理由 |
動物実験で有意な差が出た場合に行なう予定であった実験を行なわなかったため、次年度使用額が生じた。次年度使用額を用いて、CDC6のみならず新たな合成致死因子の検索も視野に入れた研究を構想している。
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