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2022 年度 実施状況報告書

エピジェネティック異常を標的とした糖尿病眼合併症克服への新たな治療戦略

研究課題

研究課題/領域番号 22K09830
研究機関福井大学

研究代表者

松村 健大  福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (40529369)

研究分担者 高村 佳弘  福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (00283193)
稲谷 大  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (40335245)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワード糖尿病眼合併症
研究実績の概要

研究代表者らは、糖尿病白内障および虚血網膜の病態においてエピジェネティックな(DNAの配列変化によらない遺伝子発現)調節機構が重要な役割を果たしていることを明らかにしており、特に糖尿病白内障においては関連する因子の阻害剤による治療効果を確認するまでに成果を上げている。
本研究では、これまでの研究や蓄積してきた知見を基盤として、水晶体以外にも糖尿病角膜や網膜といった組織において、エピジェネティック変化を解析し、糖尿病眼合併症の病態や進行に関与するメカニズムの解明を目的とする。また本研究の遂行により、エピゲノム制御薬やマイクロRNAを標的としたアプローチによる、糖尿病に伴うエピゲノム微小環境の異常を制御するという新たな治療戦略基盤の確立を目指す。
まずは、糖尿病角膜症について、エピジェネティック関連因子を同定するためのモデル作成の条件検討を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

糖尿病角膜症モデルの安定性についての検討に時間がかかるため。

今後の研究の推進方策

安定した糖尿病角膜症モデルの確立をすすめる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Changes in corneal higher-order aberrations during treatment for infectious keratitis2023

    • 著者名/発表者名
      Takehiro Matsumura, Takefumi Yamaguchi, Takanori Suzuki, Yurina Ogiwara, Yoshihiro Takamura, Masaru Inatani, Jun Shimazaki
    • 雑誌名

      Scientific Reports

      巻: 13 ページ: 848

    • DOI

      10.1038/s41598-023-28145-7.

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

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公開日: 2023-12-25  

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