研究課題/領域番号 |
22K09837
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
岡田 由香 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (50264891)
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研究分担者 |
橋本 真一 和歌山県立医科大学, 先端医学研究所, 教授 (00313099)
雑賀 司珠也 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (40254544)
市川 佳奈 和歌山県立医科大学, 医学部, 特別研究員 (50895646) [辞退]
宮嶋 正康 和歌山県立医科大学, 医学部, 特別研究員 (80137257)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 神経麻痺性角膜症 / マウス |
研究実績の概要 |
神経麻痺性角膜症は三叉神経の障害に伴って角膜上皮の創傷治癒遅延や難治性上皮欠損、実質障害を発症する疾患である。レチノイン酸はビタ ミンAの生理活性体であり、角膜の維持に影響を及ぼすことが知られいる。その代謝酵素であるCYP26A1の発現減少はレチノイン酸の過剰発現に 繋がる。レチノイン酸はビタミンAの生理活性体であり、角膜の維持に影響を及ぼすことが知られいる。その代謝酵素であるCYP26A1の発現減少はレチノ イン酸の過剰発現に繋がる。この成果と他施設での研究成果を合わせて、神経終末TRPチャネルシグナルを介したCYP26A1がここ現象 に関与して いる可能性が高いと考えた。レチノイン酸は角膜の恒常性維持に影響を及ぼしているとの報告もあることから、神経麻痺性角膜症でも有効な治 療薬になりうると考える。 神経麻痺性角膜症マウスモデルでの、角膜 上皮シングルセル解析をおこなっている。 (1)角膜におけるレチノイン酸、CYP26A1の分布を、正常マウスおよび神経麻痺性角膜症マウスモデルで比較している。経時変化を確認する。(2)マウス神経麻痺性角膜症モデルでの障害三叉神経でのCYP26A1過剰発現での効果を確認する(3)CYP26A1が神経麻痺 性角膜症モデルに対 して治療効果を発揮するかを検討するための神経麻痺性角膜症マウスモデルを作成し、飼育している最中である。これらを検討するマウス数は確保できている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
動物室の改修工事があったため一旦マウスを処分し、新規に神経麻痺性角膜症マウスモデルを作成できなくなった。 動物室再開後、マウスモデルを作成し、研究をおこ0なっている。
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今後の研究の推進方策 |
(1)角膜におけるレチノイン酸、CYP26A1の分布を、正常マウスおよび神経麻痺性角膜症マウスモデルで比較している。経時変化を確認する。(2)マウス神経麻痺性角膜症モデルでの障害三叉神経でのCYP26A1過剰発現での効果を確認する(3)CYP26A1が神経麻痺 性角膜症モデルに対 して治療効果を発揮するかを検討するための神経麻痺性角膜症マウスモデルを作成しており、検討を行う。
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