研究課題/領域番号 |
22K10026
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
菊池 憲一郎 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (80267260)
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研究分担者 |
池田 利恵 日本歯科大学東京短期大学, その他部局等, 教授(移行) (50168150)
平島 寛司 日本歯科大学, 生命歯学部, 助教 (50824661) [辞退]
小川 清美 日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (60307957)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 唾液腺 / 顎下腺 / bFGF / 再生 |
研究実績の概要 |
生後7週齢のWistar系ラット雌雄を用いて妊娠ラットを作製する。出産後の生後0, 3, 5, 7, 14, 21日目の新生ラットの顎下腺の腺体部から約2mm上方部の主導管を8-0絹糸にて結紮、閉創し、顎下腺萎縮モデルラットを作製する。特に2022年度は、生後14,21日目の採取はできているが、出生早期の時期の採取が遅れている。今後、その後の過程である結紮過程、結紮解除後のbFGFないしHGF添加培地での培養を進めていく。試料が準備出来次第、添加する成長因子の違いによる培養細胞集団への影響や特性の検討を行うことを予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
生後7週齢のWistar系ラット雌雄を用いて妊娠ラットを作製しているが、出産後の生後0, 3, 5, 7, 14, 21日目の新生ラットの試料採取に時間がかかり、その結果、顎下腺萎縮モデルラットの作製過程に支障をきたし、それに加えてCOVID-19による使用薬剤、器具器材の納入遅延により計画遂行に遅れが生じている。
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今後の研究の推進方策 |
まずは、令和4年度の遅れている過程を進め、試料が揃ったものから令和5年度の計画に入り、次への過程へと進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究課題の進捗状況の理由に記載のとおり、試料採取に時間が取られ、その後の萎縮モデルラットの作製が遅れ、さらにCOVID-19による使用薬剤、器具器材の納入遅延で計画通り進めなかったため、次年度使用額が生じている。現在では納入の遅れも改善してきており、今後は、当初の計画に近づけていくため、翌年度分として請求した助成金と合わせて使用させていただきたいと考えている。
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