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2022 年度 実施状況報告書

超高速度MRI動画・流体シミュレーションによる新しい構音障害診断法・訓練法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K10264
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

小池 紗里奈  東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (70732535)

研究分担者 大森 浩子  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 特任助教 (20613615)
誉田 栄一  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (30192321) [辞退]
小野 卓史  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30221857)
喜田 壮馬  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (40822515)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワード顎変形症 / 構音障害
研究実績の概要

不正咬合患者においては咀嚼障害のみならず機能性構音障害がしばしば認められる。これまでの研究で、X線被曝の無い歯を描出したMRI movieによる舌運動評価方法を開発し、構音障害を明らかにしてきた。しかしながら、構音機能障害の理解と回復へのアプローチにおいては、構音器官である咽頭、喉頭、舌、口蓋および口唇などの構音時の運動機能評価だけではなく、構音器官を通る「気流」も重要であるから、流体力学的見地からも解析が必要と考えた。そこで、発音障害有する不正咬合者を対象とし、『超高速度MRI動画撮像法および流体シミュレーションを用いた患者の機能性構音障害と矯正歯科治療に伴う改善との関連性の解明』について明らかにすることを本研究の具体的な目的とし、遂行する。
顎変形症患者CTデータより外科的矯正歯科治療に伴う顎骨の移動方向や量・気道周囲、顎口腔領域における軟組織および上部気道との関係を明らかにすべく、画像の分析を行い、三次元形態評価を行った。このモデルを用いて、今後の構音状態の評価に備えることとした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データの収集に難航しているため、既存のデータを解析し進めることとした。

今後の研究の推進方策

これまでの分析結果を発表するとともに、画像撮影の手順を検討し進める予定である。

次年度使用額が生じた理由

データの収集に難航しているため、一部を計上しなかった

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公開日: 2023-12-25  

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