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2023 年度 実施状況報告書

「慢性時差ぼけ」は歯周病のリスクファクターか?

研究課題

研究課題/領域番号 22K10322
研究機関静岡県立大学短期大学部

研究代表者

金山 圭一  静岡県立大学短期大学部, 短期大学部, 准教授 (20454275)

研究分担者 辰巳 順一  朝日大学, 歯学部, 教授 (60227105)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード慢性時差ぼけ / 概日リズム / 歯周病 / 免疫
研究実績の概要

慢性時差ぼけ(Chronic jet lag; CJL)を引き起こす条件での明暗環境下で、マウスを長期飼育(12, 32, 52週間)した。それぞれの飼育期間でのマウスの歯槽骨吸収を比較した。
結果は32週間の飼育期間で、コントロール群(12時間サイクルの明暗切替)で260±14μm。delay群(後ろ倒しの時差ボケ状態)で278±14μm。advance群(前倒しの時差ボケ状態)で277±9μm。各グループ間に有意差は認めなかった。
52週間の飼育期間では、コントロール群で264±9μm。delay群で285±11μm。advance群で282±11μm。delay群とコントロール、advance群とコントロールの間に有意差が認められた。
72週間の飼育期間では、コントロール群で304±22μm。delay群で333±21μm。advance群で328±14μm。delay群とコントロールの間に有意差が認められた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究代表者の異動により、研究環境の整備、研究遂行のための手続きに時間がかかった。そのため、当初の計画に遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

2023年度に計画しいていた解析、研究は遂行の目処がたっている。所属機関の共用機器を使用して研究を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

研究代表者の所属機関の異動により、研究環境の整備、研究遂行のための手続きに時間がかかった。そのため、当初の計画に遅れが生じた。2023年度に計画しいていた解析、研究にかかる経費に次年度使用額を充てる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件)

  • [雑誌論文] メトホルミン局所投与による高齢者歯周炎予防効果の検討2023

    • 著者名/発表者名
      伊神裕高、金山圭一、清水雄太、佐藤 匠、森永啓嗣、安田忠司、辰巳順一.
    • 雑誌名

      日本歯科保存学雑誌

      巻: 66 ページ: 47-58

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] Current Perspectives of Residual Ridge Resorption: Pathological Activation of Oral Barrier Osteoclasts2023

    • 著者名/発表者名
      Takeru Kondo, Keiichi Kanayama, Hiroshi Egusa, Ichiro Nishimura.
    • 雑誌名

      Journal of Prothodontic Research

      巻: 29 ページ: 105-110

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

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公開日: 2024-12-25  

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