研究課題/領域番号 |
22K10346
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
石崎 晶子 昭和大学, 歯学部, 講師 (00710386)
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研究分担者 |
石川 健太郎 昭和大学, 歯学部, 講師 (80453629)
内海 明美 昭和大学, 歯学部, 講師 (40365713)
高橋 摩理 昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (20445597)
弘中 祥司 昭和大学, 歯学部, 教授 (20333619)
山口 知子 神奈川歯科大学, 歯学部, 助教 (00821836)
木本 茂成 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (90205013)
佐藤 秀夫 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 講師 (40507125)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 低出生体重児 / 口腔機能 / 発達 / 筋輝度 |
研究実績の概要 |
我が国の低出生体重児の割合は増加傾向にある。低出生体重児は出生後には医療的ケアが必要となる場合も多く、保護者は育児上の困難を抱えやすい。特に、食事は育児の中心であり、食事の心配事は育てにくさに繋がりやすい。咬まない等の食事の心配事は口腔機能と関連していることが多い。本研究では、低出生体重児に対して、口腔機能と超音波診断装置による舌・咬筋の評価(筋厚、筋輝度)を行い、口腔周囲筋と口腔機能の関連性を解明することで、筋肉に着目した新たな口腔機能の発達支援方法の立案を目指す。 現在、健康幼児を対象とした調査に向けての準備中である。調査で実施する口腔機能の評価、測定方法を検討した。舌圧はJMS舌圧測定器を、うがい評価は小川らのぶくぶくテストを用いた。また、口唇閉鎖力には松風社製りっぷるくん、咬合力にはデンタルプレスケールⅡを用いた。さらに、咀嚼能力にはキシリトール咀嚼判定ガムとコニカミノルタ社製色素計を用いた。調査を行うフィールド(保育園)の候補を絞り、現在検討中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
協力をお願いする保育園がなかなか見つからず、また新型コロナウイルスの影響で思うように訪問することができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症が5類感染症になれば、訪問しやすくなるので、協力をお願いする保育園を訪問し、研究協力を仰ぐ予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
口腔機能評価の検討に使用した機器は、所属する講座のものを用いることができたので大幅に使用額が少なくなった。また、当初購入予定であった超音波診断装置が予算より高くなってしまったので、購入できず、使用額が少なくなった。 次年度は予算に見合った超音波診断装置を購入予定である。
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