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2024 年度 実績報告書

地域医療実習が困難な医学生に多職種連携体制で全人的医療を教育するICT教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K10356
研究機関北海道大学

研究代表者

村上 学  北海道大学, 医学研究院, 准教授 (30617436)

研究分担者 高橋 誠  北海道大学, 医学研究院, 教授 (10361718)
川畑 秀伸  帯広畜産大学, その他部局等, 教授 (20325864)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード多職種連携 / 地域医療 / 全人的医療 / ICT
研究実績の概要

本研究は、現場での地域医療実習が困難になった医学生に、多職種連携の考え方、全人的医療の重要性を修得させるためのICT教材を開発し、プライマリ・ケア教育向上に資することを目的とした内容であり、最終年度である2024年度は、各専門職、医学生双方の調査結果を反映させ、ICTを活用したモデル教材を開発する計画であった。
具体的には、2022年度~2023年度に収集していた教材開発に向けた基礎資料の収集を元に、介護老人保健施設で、医師、看護師、介護支援専門員、介護福祉士、PT/OT/ST、管理栄養士、歯科衛生士の各専門職が協働して施設利用者を受け持つことを想定したモデル事例を専門職チームで検討した。医学生が医師になった際に、他の各専門職に対して適切な指示を出せるように、経験が少ないと作成が難しい主治医意見書などの公文書作成ができるような教材を開発することを計画し、予定通りの教材開発を行うことができた。現在、さらに複数回の検討を重ねて、教材のブラッシュアップ、さらには、実際の教育現場での具体的な活用方法についても検討している。また、3年分の学術成果の集大成として、2025年度に開催される世界家庭医機構(WONCA)に向けて学会発表の準備も行っている。
研究期間全体を通じて、プライマリ・ケア領域での教育実践に有効活用できる、大変、有益な研究成果が得られた。今後さらに研究を発展させる方向性として、プライマリ・ケア領域の中でも特に多職種連携が重要となる関連領域、具体的には、在宅医療の領域の基礎資料として本研究実績を活用できることから、同領域での教材開発にも同様の手法を用いて研究を継続させることについて検討しているところである。

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公開日: 2025-12-26  

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