研究課題/領域番号 |
22K10424
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
西村 勝治 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (60218188)
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研究分担者 |
酒井 謙 東邦大学, 医学部, 教授 (10215585)
小川 智也 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (20316756)
小林 清香 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (40439807)
押淵 英弘 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (90568073)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 慢性腎臓病 / うつ病 / メンタルヘルスケア / 遠隔支援 |
研究実績の概要 |
本研究はうつ病を合併した血液透析患者を対象とした、情報技術(IT)による遠隔システムを用いた多職種による協働ケア(Multi-Disciplinary Collaborative Care System: MDCC)の実行可能性および有用性を検証する多施設共同研究である。本研究には2つの課題が含まれており、(課題1)MDCCを担ううつ病ケアマネージャー(看護師あるいは心理師)の育成プログラムの構築と教育効果の検証、ならびに(課題2)うつ病合併透析患者を対象としたMDCCの実行可能性と有用性の検討である。 本年度は昨年度に引き続き、課題1のうち、MDCCを担うケアマネージャー育成プログラムの整備を進め、サイコネフロロジーの複数のエキスパートを研究協力者に招き、教育資材やトレーニング方法の開発などを行い、育成プログラムを完成した。さらに、課題2を実施するためのMDCCの介入プログラムについても整備を進め、介入と並行して実施する遠隔システムによるグループスーパービジョンのためのプロトコルをさらに整備、構築した。これらの作業に加えて、倫理委員会の承認を得て、参加施設とケアマネージャー候補者のリクルートと選定を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
倫理審査、参加施設とケアマネージャー候補者の選定が遅れたため。
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今後の研究の推進方策 |
すでに課題1、課題2を遂行する体制が整ったため、次年度には速やかに実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
課題1、2の実施開始が遅れたため、実施のために必要な資金を次年度に繰り越した。次年度は速やかに開始できる体制にある。
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