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2022 年度 実施状況報告書

リハビリテーション医療分野におけるナッジの解明;使用状況と健康関連QOLについて

研究課題

研究課題/領域番号 22K10428
研究機関聖隷クリストファー大学

研究代表者

泉 良太  聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (80436980)

研究分担者 能登 真一  新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (00339954)
佐野 哲也  聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 助教 (00436982)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワードナッジ / 健康関連QOL / リハビリテーション / 医療経済学 / 効用値尺度
研究実績の概要

2022年度はCovid-19の影響により,各施設での新規研究の開始が困難であった.具体的には,回復期リハビリテーション病棟での調査のため,リハビリテーションスタッフの病棟間の移動が困難であったり,対象者がCovid-19に感染した場合にはリハビリテーション自体が中止となるため,プロトコルに沿った研究進捗が不可能であると判断した.また,新規研究のため,研究方法を統一し,評価の信頼性を高めるためには,対面でのリハビリテーションスタッフ全体への丁寧な説明が必要であるが,病院外からの訪問受け入れが困難な病院がほとんどであり,データ収集開始の準備ができなかった.ただし,そのような環境の中でも,オンライン会議システムやe-mailを用い,各施設の代表者への研究説明を実施し,意思疎通を図ってきたため,Covid-19の状況が改善次第,研究開始が可能な状態であった.
そして,2023年度より,Covid-19が5類感染症となり,各病院での訪問者の受け入れが緩和された.現在までに,4病院からは対面での説明の許可を得ているので,残りの3病院についても訪問可能な時期が決定次第,説明の準備を進めて行く計画である.
約1年間の遅れのため,対面での研究説明を迅速に実施し,リハビリテーションスタッフに研究方法を理解していただいた後にデータ収集を開始する予定である.当初の計画では,2022年度に予備研究,2023年度に本研究の予定であったが,2023年度前半に予備研究,後半からは本研究を実施していく計画へと変更予定である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

Covid-19の影響により,各施設での新規研究の開始が困難であったため

今後の研究の推進方策

各施設への研究説明は実施し,内諾は得ているため,次年度より,データ収集を開始する予定である.

次年度使用額が生じた理由

2022年度は,Covid-19の影響により,オンライン会議のみの研究実施であったため,残額が生じた.
2023年度は,統計解析ソフトの購入,対面での研究会議に必要な交通費,データ提供料,学会発表に必要な経費に使用する計画である.

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公開日: 2023-12-25  

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