研究課題/領域番号 |
22K10463
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小笠原 一能 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (40800529)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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キーワード | 診療ガイドライン / 医学教育 |
研究実績の概要 |
COVID-19の所属機関全体への影響により、研究の遂行は大きく影響を受けたが、その中で以下のように研究を進めた:①本邦における精神科診療ガイドライン(以下、GL)についての調査研究を進め、英文4本・和文2本(内、筆頭著者1)の論文を出版した/②双極症の診療ガイドライン(日本うつ病学会)のWeb公開版・冊子体版の双方の編集に携わった。③うつ病の診療ガイドライン(日本うつ病学会)の総論部分を執筆した(執筆チームのリーダー)/④「精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究」(EGUIDEプロジェクト)の講習実施にも関与した。⑤日本うつ病学会の年次学術総会に参加し、国際的診断基準・精神科GLに関する研究発表について調査した。この①~⑤を通じて、日本国内での精神科GLを巡る現状の把握を行った。それと併せ、精神科GLに関連した講演を計3回行い、参加者との質疑などを通じて、精神科GLに関する社会の理解の現状の把握を図った。 これらは今後予定されているインタビューおよび大規模質問紙調査の内容を立案する上での基礎的情報として必要なものである。またこれと並行して、診療ガイドライン(精神科領域以外のものも含む)の普及活動について、国内外の先行研究の分析を進め、インタビュー調査の質問項目の作成を開始した。国際的にみても本研究に関連する先行研究はやはり少数でかつ国内例はなく、本研究を実施することのの重要性を再認識した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19の所属機関全体への影響により、研究活動にあてることのできる時間が減少したため。
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今後の研究の推進方策 |
診療ガイドラインの普及活動についてインタビューを準備し実施していく。 これを踏まえて、大規模調査における質問紙の作成を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19の影響により、研究計画の遂行に遅延が生じたため。
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