研究課題
本研究では、コロナ禍における生活の変化による健康状態への影響について解析することで、新しい生活様式によって起こりやすい心身状態の変化を明確にし、よりよい健康行動への適切な対応策を見出すことを目的とする。健康データを解析することにより、コロナ禍および緊急事態宣言による、健康指標の変化を保険者別・居住地域別に算出し、地域別データや地理情報を統合し、地域マイクロシミュレーションおよび機械学習により、コロナ禍がもたらす心身の変化の個別予測モデル構築を試みる。R4年度はデータの収集およびその準備期間であり、データが解析可能になったのちに上記検討を進める。
2: おおむね順調に進展している
今年度は新型コロナウイルス感染症前後の利用可能なデータソースに関する収集および検討をおおよそ予定通り実施した。
来年度は、さらなるデータの収集および、年次推移や地域相関などのデータ解析を試みる。
新型コロナウイルス感染症の影響により、学会や集合形式の会議を開くことが難しく、次年度への繰り越しを必要とした。
すべて 2023 2022
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件、 招待講演 4件)
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