研究課題/領域番号 |
22K10737
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
川島 悠 国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 講師 (60720852)
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研究分担者 |
熊谷 たまき 国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 教授 (10195836)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | ファシリテーター / 教育プログラム / e-ラーニング / シミュレーション / INACSL |
研究実績の概要 |
本研究は、INACSL基準にそったe-learningによるファシリテーター教育プログラムの構築と有用性を評価し、シミュレーション教育における教員のファシリテーター技術向上を目指すことである。2022年度は、当初予定していたファシリテーターの技術解明に取り組んだ。また、指導教員のスキルアップとして、指導者養成コースに参加し自己研鑽を図った。 2022年度は、プログラム開発に向けて、ファシリテーターのスキルを解明するために全国調査を行うにあたり、システマティックレビューを行い、ファシリテーターに必要なスキルを抽出した。現在研究成果を論文にまとめて発表準備をしている。また、システマティックレビューでは、海外文献のみであり、プログラム開発に向けては、現在シミュレーション教育を行っているファシリテーターの調査も不可欠であるため、全国調査に向けたパイロットスタディの報告をEAFONSにて報告した。 2023年度は、全国調査を通して日本におけるファシリテーターのスキルを解明できるよう研究を進めていく。さらに、2022年度に解明したシステマティックレビュー結果と全国調査の結果を踏まえて教育評価プログラムの設計を開始していく。プログラムを設計する際には、e-learning教材ということを踏まえ、全ての教育に関わるシーンで活用されており、学習者の学習効果を最大化するためにインストラクショナルデザインを用いて設計していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
全国調査を4月に予定していたが、枠組みを考える際に、システマティックレビューが必要であると考えそちらに力を注いだ。現在、結果を踏まえ全国調査内容を考案しており、整い次第調査開始する予定である。また、システマティックを行ったことにより、ファシリテーターのスキルが解明されてきたため、プログラム開発も同時に着工できるため、2023年度の予定通りに遂行できる考える。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、2022年度のシステマティックレビューを踏まえた全国調査を行い、結果をINACSL基準と照らし合わしながら、教育プログラムを作成していく。プログラムの構成や内容などは専門家の助言を受け、ブラッシュアップを行う。さらに、指導教員のスキルアップとして、指導者養成コースに参加し自己研鑽を図る。 作成した教材は、Moodleシステムにアップし、どこからでもe-learningが実施できるよう作業を進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
2022年度予定していてた全国調査が2023年度に変更になったため、2023年度支出は多くなっている。2023年度は、全国調査のほかに、2022年度の成果報告として学会発表、論文投稿を行うことを目的に使用する。
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