研究課題/領域番号 |
22K10746
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研究機関 | 京都光華女子大学 |
研究代表者 |
西村 舞琴 京都光華女子大学, 健康科学部, 講師 (30757183)
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研究分担者 |
大井 瞳 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, リサーチフェロー (00885204)
中島 俊 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 室長 (10617971)
吉田 祐子 札幌保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (10646805)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 睡眠 / 生体リズム / 糖尿病 / 認知行動療法 |
研究実績の概要 |
本研究は、糖尿病患者に対する生体リズムを整える介入プログラムが、①睡眠および糖尿病を改善させるか、②従来の食事・運動に対する保健指導の効果を高めるか、を明らかにすることを目的に進めている。不眠や睡眠不足が糖尿病に悪影響を及ぼし、その背景には生体リズムの乱れが関係している。しかし、生体リズムが整い睡眠が改善すれば、糖尿病も改善するのかは明らかになっておらず、糖尿病療養指導ガイドブック2021にも睡眠や生体リズムの記載はほとんどない。本研究で生体リズムを整える介入の効果が明らかになれば、糖尿病だけでなく、その他の生活習慣病に対しても保健指導の新たな糸口になると期待できる。
初年度である2022年度は介入プログラムを構築し、介入実施のための被験者集めなど準備を行う予定であった。しかし、研究代表者が10月より産前産後および育児休暇を取得し、実質の研究実施期間は4~9月となったため、介入プログラムの構築とブラッシュアップのみを行った。共同研究者と対面およびzooomでの打ち合わせを通して内容を精査した。また該当分野の論文や書籍等で情報収集を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者が産前産後育児休暇を取得したため。
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今後の研究の推進方策 |
産休育休取得した1年間について、科研費の期間延長申請を行った。 2023年度10月より研究を再開の見通しである。 研究再開後は、早急に介入実施できる機関の確保と被験者の確保を行い、2024年度には介入実施できるよう準備を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究代表者が産前産後・育児休暇を取得したため。 2023年度に繰り越して、介入実施のためのプログラム作成や、関係機関との調整、旅費、謝金等に充当する。
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