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2022 年度 実施状況報告書

うつ病患者の主観的なうつ症状を可視化する生理学的指標を用いた新たな指標の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K10826
研究機関岐阜協立大学

研究代表者

北 恵都子  岐阜協立大学, 看護学部, 講師 (50570686)

研究分担者 中山 奈津紀  名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (30454375)
奥村 太志  岐阜協立大学, 看護学部, 教授 (50303649)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
キーワードうつ病 / 生理学的指標 / 縦断研究
研究実績の概要

本研究の目的は、うつ症状を可視化する生理学的指標を用いて、臨床の看護師が活用できる指標を得ることである。具体的には、①主観的なうつ症状と各種生理学的指標の関連性を明らかにする、②うつ症状の推移を反映する生理学的指標を明らかにする、③うつ病患者の経過を測定可能にする指標を開発することである。
2022年度は、主観的なうつ症状と各種生理学的指標の関連性を明らかにする(課題①)((1)うつ症状の主観的評価の質問紙調査、(2) 活動量計、体組成計、握力計、ホルター心電図などを用いて生理学的指標を測定する。)ための、調査にかかる諸準備を行った。具体的には、調査施設のリクルート、主観的うつ症状についての評価尺度の検討と評価方法のトレーニング、生理学指標の再検討、質問紙の作成、活動量計等の生理学的指標の計測機器の確保、研究協力者の確保、倫理審査の受審を行った。2023年度5月からプレテストの実施に向け準備を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計測機器が当初使用を予定していたものが使用できなくなったため、計測機器の選定と確保に時間を要したが、倫理審査の受審や調査施設との調整も順調に進んでいるため、おおむね計画通りの進行だと考える。

今後の研究の推進方策

2023年5月からプレテストを開始するため、データ収集が円滑に行えるかについては試行錯誤となると予測している。調査施設と緊密に連携を取りながら調査を進める。
当初計画していたペースでデータ収集が行えるのかについて、推定段階のため、データ数の確保が厳しいようであれば、新たな調査施設のリクルートも検討する。

次年度使用額が生じた理由

調査施設のリクルート、主観的うつ症状の評価方法の検討、生理学的指標の計測機器の選定に時間を要し、初年度に計測機器を購入するのを見送ったため。

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公開日: 2023-12-25  

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