研究課題/領域番号 |
22K10837
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
森脇 佳美 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (60613693)
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研究分担者 |
中山 奈津紀 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (30454375)
玉腰 浩司 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30262900)
本田 育美 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30273204)
大島 千佳 福井県立大学, 看護福祉学部, 教授 (30405063)
柴山 健三 兵庫大学, 看護学部, 教授 (70298511)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 虚血性心疾患 / 生活習慣 / 睡眠 |
研究実績の概要 |
虚血性心疾患の進行と予防には、心臓リハビリテーション(心リハ)が提唱され、運動や食事への介入により予後、QOL改善が明らかにされている。しかし、虚血性心疾患患の多くは睡眠障害を合併しており、生活習慣の乱れを引き起こす。睡眠障害は、高血圧など動脈硬化性疾患を発症させることが明らかにされているが、虚血性心疾患患者における睡眠がQOLと予後に与える影響は明らかにされていない。そのため本研究は、虚血性心疾患患者の睡眠の量と質を客観的および主観的に評価し、睡眠がQOLおよび予後に与える影響を明らかにする。さらに、生活習慣改善に向けた睡眠への看護介入指標を確立することである。 対象患者は虚血性心疾患患者である冠動脈インターベンション(PCI)治療患者とする。調査時期は、PCI治療前、治療後6カ月、1年、2年と経時的に追跡調査を行う。①睡眠の客観的評価としてアクチグラフィ、ポリソムノグラフィー検査(PSG)を、②主観的睡眠の評価として、ピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)を行う。③QOL評価はSF-36、④生活習慣調査としてアンケート調査および身体活動量計による活動量の評価、⑤予後評価は、循環器疾患の予後規定因子である心拍変動(Heart rate varuability:HRV)で行う。 各施設において倫理審査の承認を得て、研究開始に向けて準備を行っていた。アクチグラフィにおいて、Philips社製, アクティウォッチスペクトラムPROを使用予定とし、追加購入をすすめていた。しかし、昨年12月に廃盤となることが決定された。そのため、他社のアクチグラフィの機器の購入に向け検討を行うこととあり、企業と打合せを行った。機器の納品が5月の予定であるため、納品後データ収集開始をしていく。1施設においては既存の機器を使用し、データ収集を開始した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
1施設においてはすでにデータ収集を開始している。 他施設での研究実施に向け、アクチグラフィの追加購入を予定していた。しかし、購入予定としていたアクチグラフィの廃盤が決定され、追加購入ができなかった。新機種購入に向け、機器の選定に時間を要することとなり、データ収集が滞った。
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今後の研究の推進方策 |
使用するアクチグラフィがそろい次第、データ収集を本格的に開始する予定である。 現在、1施設のみ調査を開始しているが、機器がそろえばさらに2施設で調査が開始をなる。そのため、さらなる新規対象者の獲得が見込まれる。
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次年度使用額が生じた理由 |
新規アクチグラフィ購入により予算使用が見込まれる。
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