研究課題/領域番号 |
22K10903
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
伊東 由康 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (10867667)
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研究分担者 |
坂口 幸弘 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (00368416)
築田 誠 兵庫県立大学, 看護学部, 講師 (40617594)
椿 美智博 北里大学, 看護学部, 助教 (40819702)
本田 順子 兵庫県立大学, 看護学部, 准教授 (50585057)
浅井 真理子 日本医科大学, 医学部, 准教授 (50581790)
横堀 将司 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (70449271)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | ICU / PICS-F / コミュニケーション / 家族 / 集中治療後症候群 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、終末期患者家族が保有するPost-intensive care syndrome-family(PICS-F)の危険因子の特定を可能とさせるリスクアセスメント方法を明らかにし、臨床実践可能なリスクアセスメントツールを開発することである。 今年度は、PICS-F危険因子の詳細を特定する国内での追加調査の実施に向け、研究プロトコル作成を完了し、多機関共同研究の研究倫理審査の承認を受け、調査を開始している。調査の目的は、ICUスタッフと家族とのコミュニケーションにおけるアンメットニーズを特定し、PICS-Fとの関連性を検証することからコミュニケーションに起因する危険因子の詳細を明らかにすることである。 現在、研究実施機関での研究対象者のスクリーニングを完了し、データ収集を開始する段階であり、引き続き、研究分担者ならびに研究実施機関と連携し、調査を進めていく予定である。また、研究プロトコルはUMINへの臨床試験登録を完了し、プロトコル論文の論文執筆と学術誌への投稿を終えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
調査開始のための研究倫理審査の承認に時間を要したため。
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今後の研究の推進方策 |
研究分担者ならびに研究実施機関と連携し、既に開始している調査を推進していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
当該年度に開始した調査において、多機関共同研究の研究倫理審査の承認を得るのに予定よりも時間を要し、調査開始時期がやや遅れた。当該年度では、研究対象者のスクリーニングマまで完了したが、データ収集(質問紙を使用した収集方法)の開始が次年度となり、データ取集に係る費用が次年度使用額として生じることとなった。
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