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2023 年度 実施状況報告書

高度な医療的ケアに従事する学校看護師のガイドブックの開発と教育アプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 22K10991
研究機関清泉女学院大学

研究代表者

室 亜衣  清泉女学院大学, 看護学部, 助教 (50816957)

研究分担者 北村 千章  清泉女学院大学, 看護学部, 教授 (20643795)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード医療的ケア児 / 人工呼吸器 / 学校看護職員 / ガイドブック / 人材育成
研究実績の概要

本研究は人工呼吸器管理を含む医療的ケアを要する子どもを支える学校看護師のガイドブック作成と活用を通して、学校看護師の人材育成を目指すことを目的としている。令和5年度は、人工呼吸器管理を要する子どもの学校へ訪問をし、人工呼吸器管理を要する子どもの災害時の対策などの検討と支援内容を実施した。
また、医療的ケア児の学校・保育園を訪問し、研修会・講演会を企画し、人材育成を実施した。学校において人工呼吸器管理などの医療的ケア児の看護を担う看護師の支援・人材育成のため、「医療的ケア児の学校における支援」というテーマで、教員や保護者などとの協働、医療的ケア児の自立活動や個別支援計画の理解などについて講演会を開催した。また、人工呼吸器管理を要する医療的ケア児に登壇していただき、学校へ通うことの意味や、学校の看護師に求めることについて話をした。
熊本大学の小児在宅医療支援センターや学校の視察を通して、ガイドブック作成や人材育成についての示唆を得た。
今年度は、ガイドブックを学校看護師や教員へ活用してもらい、妥当性と有効性について評価を行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

業務上の理由で、調査の依頼およびインタビューに困難をきたしている。また、調査可能時期と研究者らの調査可能時期が合わず、調整に時間を要している。

今後の研究の推進方策

医療的ケア児が在籍する学校長、看護師へガイドブックの素案を、活用してもらい、妥当性と有効性について評価を行う。継続して医療的ケア児の看護を担う学校看護師に対する講習会を実施する。

次年度使用額が生じた理由

調査の実施が可能な時期に活動が制限され、一部研究の遂行が遅れており、次年度に持ち越しているため。次年度は医療的ケア児モデルの購入、研修会のためのPCなどの機材の購入を行う。また、学校訪問や講演会企画のための旅費・人件費として使用する予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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