研究課題/領域番号 |
22K11127
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研究機関 | 東都大学 |
研究代表者 |
廣田 幸子 東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 教授 (00587678)
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研究分担者 |
矢島 正栄 群馬パース大学, 看護学部, 教授 (40310247)
奥野 みどり 群馬パース大学, 看護学部, 教授 (80644484)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 発達障害 / 支援ツール / 記録様式 |
研究実績の概要 |
2023年度は就労後にASDまたはADHDと診断される労働者への支援ツールについて、2022年度に引き続き、原案作成のための先行研究より示された支援方法に関して実践家による活用可能性への意見集約を目的に1件(2023年4月15日令和5年度群馬県看護協会沼田地区研修会)の成果発表を行った。 支援は、困りごと解決の「支援をまわす」とフォローアップの「支援をつなぐ」の36の支援方法から成り、本人と職場の支援者が自立した就労生活に向けたプロセスとして示された。この支援方法の活用に関するアンケート調査の結果、群馬県看護協会沼田地区研修会参加者25名の全員から回答を得て、環境整備の重要性と共に対応ツールとして活用可能性への示唆を得られた。現在、本支援方法に関する研究成果について論文投稿中である。 また、発達障害者の就労支援事業所の実践家に対して対応ツールとしての記録様式原案に対する意見収集をするとともに、記録ソフト等を用いた支援の実際に対して情報収集を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者の所属変更に伴い、研究体制の再構成を検討した。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、支援ツール(案)の構想をもとに具体的な記録様式原案の作成を行う。専門家に対する意見収集を予定する。
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次年度使用額が生じた理由 |
2023年度研究代表者の所属変更に伴い、研究体制の再構築を要し、研究遂行が遅延したため支援ツール原案の検討を目的とした学術学会自由集会等の運営に限界があったため旅費および謝金等の使用に至らなかった。2024年度の使用として計画する。
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