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2022 年度 実施状況報告書

喉頭摘出者の暮らしの再構築に向けた訪問看護師による支援の探究

研究課題

研究課題/領域番号 22K11150
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

羽場 香織  奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90419721)

研究分担者 小竹 久実子  奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (90320639)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワード喉頭摘出者 / 在宅療養 / 訪問看護 / 喉頭周囲がん
研究実績の概要

2022年度は、以下を行った。
・33rd International Nursing Research Congressに参加し、喉頭摘出者や頭頚部がん患者の看護に関する最新の研究知見の収集を行った。先述の学会への参加から、国際的に喉頭摘出者や頭頚部がん患者を対象とした研究報告はごくわずかであること、唯一日本の研究者が喉頭摘出者のQOLに着目した研究に関する発表が行われていたことから、喉頭摘出者への支援に関する研究の進捗は国際的に進んでいないことが示唆された。
・在宅で暮らす喉頭摘出者に関する論文の文献検討を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2022年度は、喉頭摘出者に対する訪問看護の実態に関する質問紙郵送調査の実施に向けた準備を整える予定であったが、具体的な準備に取り掛かる前段階である文献検討の実施にとどまった。その最大の理由は、人員の欠員、新型コロナウイルス感染予防を伴いながらの中での学生の教育の機会の確保に伴っての、教育業務の多忙さが挙げられる。

今後の研究の推進方策

2023年度は、本研究に関する研究者のエフォートを上げられるように業務調整を試みることで、実態調査の準備を進められるように努める。

次年度使用額が生じた理由

2022年度に実施に至れなかった、喉頭摘出者に対する訪問看護の実態調査の実施に必要な、調査票作成や調査票の郵送等に使用する予定だった助成金を、次年度に使用する形となった。2023年度に、実態調査の実施に向けての準備を整えることで、使用時期が遅れたが、予定通り調査票作成や郵送による配票のために、繰り越した分を使用したいと考えている。

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公開日: 2023-12-25  

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