研究課題/領域番号 |
22K11205
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
長谷川 真澄 札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (80315522)
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研究分担者 |
鳥谷 めぐみ 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (00305921)
木島 輝美 札幌医科大学, 保健医療学部, 講師 (40363709)
粟生田 友子 埼玉医科大学, 保健医療学部, 特任教授 (50150909)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | せん妄 / 身体拘束 / 認知症 / 急性期医療 / 現任教育 / シミュレーション |
研究実績の概要 |
前年度に明確化した包括的教育パッケージの学習目標に沿ってe-learning教材を作成した。目標1)せん妄及び認知症に関する基本的知識を理解する、に対する教材として、①せん妄の病態、症状・タイプ、発症要因、②認知症の症状、病期、特徴、を作成した。目標2)入院高齢者のせん妄リスクをアセスメントする、に対する教材として、③認知症や高齢者の特性を踏まえたアセスメントの視点、④せん妄のアセスメント、を作成した。目標3)せん妄リスクのある入院高齢患者の予防ケアを立案できる、に対する教材として、⑤せん妄の予防ケア、を作成した。目標4)せん妄を発症した入院高齢患者の症状を軽減するためのケアを立案できる、に対する教材として、⑥せん妄発症時のケア、家族ケア、⑦身体拘束を予防する組織の考え方、を作成した。これら7本の教材は、1本あたり約15~20分で視聴できる内容とした。今後はこれらの教材を用いた教育介入を試行し、せん妄ケアの実践評価尺度等を用いて評価を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初の計画ではe-learning教材を用いた教育介入を試行する予定であったが、クラウド型E-ラーニングシステムの選定や協力施設の確保に時間を要したことで、遅れが生じた。
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今後の研究の推進方策 |
研究協力施設を確保し、2023年度に開発したE-ラーニング教材を臨床看護師に視聴してもらい、せん妄ケアの実践評価尺度などを用いて評価し、必要に応じて修正を行う。また、せん妄及び認知症事例の動画教材シナリオの作成に着手する。
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次年度使用額が生じた理由 |
2023年度にe-learning教材をクラウド型システムに搭載し、教育試行を行う予定であったが、システムの搭載に至らなかったため、システム構築・使用料を執行できなかったため繰越金が生じた。2024年度にシステム構築を早急に進め、教育試行評価を実施する。
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