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2022 年度 実施状況報告書

階層連結型進化計算手法で切り拓く大規模群集スタート方式の網羅的探索

研究課題

研究課題/領域番号 22K11596
研究機関岡山理科大学

研究代表者

西川 憲明  岡山理科大学, 工学部, 教授 (80415984)

研究分担者 廣川 雄一  足利大学, 工学部, 准教授 (30419147)
浅野 俊幸  湘南工科大学, 情報学部, 教授 (40377594)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワードマルチエージェントシミュレーション
研究実績の概要

近年,大規模なマラソン大会やウォーキング大会において,ウェーブスタートの採用によるスタート時の混雑緩和等の有用性が経験的に指摘されているが,ウェーブの総数や配置,スタートのタイムラグをどのように設定すべきかを詳細に検討した既往研究は存在しない.本研究は,ウェーブスタートの潜在的可能性を明らかにするために,階層連結モデリング手法を先駆的に応用することで,数万人規模の競技者の行動を記述する大規模マルチエージェントシミュレーションの飛躍的な高速化を実現し,これに進化計算技術を組み合わせることで,膨大な探索空間の中から,競技者のイベント満足度を最大化する大規模群集スタート方式を網羅的に探索するものである.令和4年度は,階層連結モデリング手法と進化計算手法の融合によって生み出される先鋭的アルゴリズム,階層連結型進化計算手法のプロトタイプコードを開発した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

当初の計画の通り進んでいるため.

今後の研究の推進方策

今後は,数千人規模のイベントを対象として,階層連結型進化計算手法の高効率化を検討する.

次年度使用額が生じた理由

外付けHDDを購入予定であったが,今年度の計算データの出力量は想定を下回るものであったため次年度へと購入を見送る.

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公開日: 2023-12-25  

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