研究課題/領域番号 |
22K11615
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
研究代表者 |
足利 光平 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (60645604)
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研究分担者 |
谷田部 かなか 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (00387028)
室井 良太 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (30832315)
藤谷 博人 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (50278008)
寺脇 史子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 研究技術員 (80449397)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 大規模スポーツイベント / COVID-19 |
研究実績の概要 |
本研究では、大規模スポーツイベントの開催が新型コロナウィルス感染の増大へ及ぼした影響について、2020東京オリンピックで実施された競技の競技団体に対して、競技大会における感染対策と感染状況を確認するアンケートを実施している。研究開始後、R4年度にアンケートの実施対象とした33競技・35競技団体に対してアンケートの実施を依頼した。依頼方法は、1)スポーツ医科学委員会、もしくは同委員会に相当する組織に属するスタッフを通じて依頼する、2)競技団体の事務局を介して依頼を行う、3)メール・もしくは電話で各競技団体に問い合わせを実施してアンケートを依頼する、のいずれかであり、R3年度に各競技団体が主催した国内で最大の競技大会に関する感染対策について質問への回答を依頼した。その結果、23の競技団体からアンケートの回答が得られた。 R5年度は、主にアンケート結果を集計、及び統計解析を実施した。23競技団体からの回答のうち、6つの団体の競技大会は開催場所が複数箇所に分かれていたため、17団体の回答を解析対象とした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ほぼ全ての競技団体とコンタクトを取ることに成功し、そのうちの約2/3の団体から回答を得ることが出来たため。
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今後の研究の推進方策 |
R6年度も引き続き統計解析を実施することで、大規模スポーツイベントの開催時の感染対策の状況と新型コロナウィルス感染症の感染率との関係について、可能な限り検討を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
データの収集や解析に時間を要したため学会発表が出来ず、旅費としての経費を計上せずに済んだためである。 2024年度は学会発表および医学論文の投稿を行う予定であり、その旅費や医学雑誌掲載費及び英文校正費用として使用する予定である。
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