• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実施状況報告書

第二次世界大戦後のタイの戦後処理に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K12572
研究機関横浜市立大学

研究代表者

柿崎 一郎  横浜市立大学, 国際教養学部(教養学系), 教授 (00315821)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
キーワードタイ / 日本軍 / 連合軍
研究実績の概要

本年度は本研究の初年度となることから、先行研究の入手とタイにおける資料収集を中心に研究を進めた。コロナによる行動制限もほぼなくなったことから、予定通り8~9月と3月にそれぞれ4週間ずつタイへの資料収集を行い、主要な資料の保存先であるタイ国立公文書館に通って資料の探索を進めた。本研究の主要な情報源となるのが軍最高司令部文書であるが、この文書は複写ができないことから、必要な情報をパソコンに入力する必要があり、探索には非常に時間がかかることになる。今年度は計8週間の滞在を行い、おおむね予定通りの進捗であったが、この作業は引き続き次年度以降も継続して進める必要がある。パソコンに入力したデータはそのままデータベースとして活用することになり、今後データの蓄積が進めばこれを用いてテーマ別のデータベース作成が可能となる。国内においては日本語で刊行された本を中心に先行研究の入手を行った。まだ十分な資料が集まっていないため、データの分析作業には着手していないが、今後資料探索が進展して十分なデータが蓄積できた段階でテーマ別のデータベースの作成を行い、それを用いて分析を行うことになる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計画通りに2回のタイにおける資料収集を行い、必要な資料を入手することができたため。

今後の研究の推進方策

次年度も引き続きタイにおける資料収集を行い、作成しているデータベースの充実化を図る。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 開戦期のタイにおける日本軍の占拠と徴発による損害―損害賠償請求の分析―2023

    • 著者名/発表者名
      柿崎一郎
    • 雑誌名

      横浜市立大学論叢 人文科学系列

      巻: 74(1) ページ: -

  • [雑誌論文] 第2次世界大戦中のタイにおける 日本軍の土地借用2023

    • 著者名/発表者名
      柿崎一郎
    • 雑誌名

      横浜市立大学論叢 人文科学系列

      巻: 74 (2・3) ページ: -

  • [学会発表] 開戦期のタイにおける日本軍の占拠・徴発による損害―損害賠償請求の分析―2022

    • 著者名/発表者名
      柿崎一郎
    • 学会等名
      日本タイ学会第24回研究大会
  • [図書] 一冊でわかるタイ史2022

    • 著者名/発表者名
      柿崎 一郎
    • 総ページ数
      216
    • 出版者
      河出書房新社
    • ISBN
      9784309811154

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi