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2023 年度 実施状況報告書

エコツーリズムにおける熟練ガイドのセーフティマネジメントの特徴と構造

研究課題

研究課題/領域番号 22K12586
研究機関東京海洋大学

研究代表者

千足 耕一  東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (70289817)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワードエコツーリズム / 熟練ガイド / セーフティマネジメント
研究実績の概要

本研究は、水圏を活用したエコツーリズムに携わる経験豊かなエコツアーガイドのセーフティ・マネジメントについてレジリエンスエンジニアリングの視点から、その特徴と構造を明らかにすることを目的としている。
本年度は、SCUBAダイビングに取り組む経験豊かなエコツアーガイドを対象として、レジリエンスエンジニアリングの視点から、システムをレジリエントにする要素としての能力や実践行動について聞き取り調査を実施し、得られたデータを質的に分析する作業に取り組んだ。
研究成果は、日本野外教育学会第26回大会(北海道教育大学岩見沢校,2022年7月)において、「パドリングガイドのセーフティマネジメント」を発表し、パドリング熟練ガイドの取り組みについて分析した結果を報告した。また、「Safety management of expert paddling guides on ecotours」を2023 International Conference of Sport, Leisure and Hospitality Managementにて口頭発表した。
この他、SCUBAダイビングガイドから得たインタビューデータを分析中である。また、エコツアーに関連する調査対象者を機縁法により依頼を進めている。
カヤックガイドの聞き取り調査に関する論文を作成中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

学内での管理的な業務が増加し、研究に携わることができる時間を確保することが十分にできなかった。

今後の研究の推進方策

2024年度は、パドリングガイドを対象にした研究とSCUBAダイビングガイドを対象とした研究について論文とし、投稿予定である。

次年度使用額が生じた理由

学内業務の増加等による研究時間確保が困難な時期があり、計画的な出張とデータ収集が行えないことがあった。今年度は、計画的に出張とデータ収集を実施できるように努力する。また、論文投稿等で費用支出を見込んでいる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 その他

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] パドリングガイドのセーフティマネジメント2023

    • 著者名/発表者名
      千足耕一,蓬郷尚代
    • 学会等名
      日本野外教育学会第26回大会
  • [学会発表] Safety management of expert paddling guides on ecotours2023

    • 著者名/発表者名
      Koichi CHIASHI,Nozomi UMAYA,Hisayo TOMAGO
    • 学会等名
      2023 International Conference of Sport, Leisure and Hospitality Management
    • 国際学会
  • [備考] エコツーリズムにおける熟練ガイドのセーフティマネジメントの特徴と構造

    • URL

      https://chiashi.jp/?page_id=2421

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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