研究課題/領域番号 |
22K12602
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
岩崎 達也 関東学院大学, 経営学部, 教授 (70756840)
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研究分担者 |
大方 優子 九州産業大学, 地域共創学部, 教授 (30390313)
豊田 裕貴 法政大学, イノベーション・マネジメント研究科, 教授 (40398946)
津村 将章 神奈川大学, 経営学部, 准教授 (60735223)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | アニメ聖地巡礼 / リピート行動 / 消費者行動 / 地域マネジメント / 高関与 |
研究実績の概要 |
本研究は、2018年の基盤研究(C)「高関与旅行者における意志決定プロセスのモデル化-アニメ聖地巡礼を事例として-」を発展させ、さらにアニメ聖地巡礼の充実と巡礼者の行動を精緻化することで地域マネジメントに貢献することを目的としている。 今研究からカルチャー・コンビニエンス・クラブ(CCC)の研究所メンバーと共同で聖地の行動と購買について、3度の議論を行った。具体的にはTカードのデータを聖地巡礼者の行動と紐付けて明らかにできないかというものだが、現時点で有効な結果はでていない。引き続き検討を重ねていく。 また、アニメ聖地巡礼が一般化するのに伴う巡礼者の行動特徴を新たに行い、今後の現地調査へのベースとする予定である。 論文としては、昨年調査を実施した論文「アニメ聖地巡礼者の行動動機 構造及び尺度の検討」を日本観光研究学会に提出する準備ができている。 『アニメ聖地巡礼者研究ー関与と行動ー(仮)』の書籍の準備を来年度の完成を目指して進めている。 アニメ聖地巡礼者の行動もその出現から20年を経て、変化と広がりを見せている。今後のアニメ聖地のさらなる取材を行い、行動モデルの精緻化を行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究代表者が入院のため予定していた計画していた取材の多くが達成できなかった。研究分担者2名での調査となった。また、現地での対面取材のため、コロナ禍の影響も若干あった。
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今後の研究の推進方策 |
アニメ聖地の自治体、地域のキーマン、巡礼者、アニメ制作者などへの取材を行い、事例の充実を図る。また、定量調査を行い、QCA(質的比較分析)によって、地域への行動動機を明らかにしていく。その結果を日本消費者行動学会にて発表の予定である。また、地域と作品への関与度の違いによるクラスター別の行動動機について調査・分析し2023年秋、あるいは2024年春の日本マーケティング・サイエンス学会での発表を考えている。
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次年度使用額が生じた理由 |
2022年度は、2018年取得の科研費の延長分(コロナ禍での取材延期分)があり、その取材調査に費やしたため、本研究費において後回しになった。さらに、代表者である岩崎が病気入院のため、アニメ聖地巡礼地域の3自治体への取材を行えなかった。2023年度に現地取材、および定量調査を行い秋の学会発表を行う予定である。
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備考 |
科研費による研究の知見であるアニメ聖地巡礼の巡礼者の動機・行動分析とコンテンツによる地域マネジメントについて動画で説明。
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