研究課題/領域番号 |
22K12621
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
堀木 美告 國學院大學, 観光まちづくり学部, 教授 (30779814)
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研究分担者 |
中野 文彦 公益財団法人日本交通公社(観光政策研究部、観光地域研究部、観光文化情報センター), 観光政策研究部, 上席主任研究員 (00900002)
外山 昌樹 高崎経済大学, 地域政策学部, 准教授 (20890354)
梅川 智也 國學院大學, 観光まちづくり学部, 教授 (00796576)
久保田 美穂子 亜細亜大学, 経営学部, 准教授 (20803696)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | オンラインツアー / リアルツアー / コロナ禍 |
研究実績の概要 |
【オンラインツアーに関する市場側意識の分析】オンラインツアー参加がリアルツアーに及ぼす影響を明らかにする消費者への新規アンケート調査の内容について、オンラインツアーとの親和性が高いマーケットセグメントの特性等を織り込みつつ検討・計画した。また過年度のアンケート結果に基づく論文を執筆した(今後投稿予定)。 【観光地のオンラインツアーに関する取り組み状況の分析】令和4年度の現地ヒアリングに引き続き、観光地側でのオンラインツアーの取り組み状況と成果(課題と可能性)についてのヒアリング調査をオンラインにて実施した。 【旅行会社等観光事業者のオンラインツアーに関する取り組み状況の分析】令和4年度に実施した旅行会社を対象とするアンケート調査の結果について分析・考察を行った。またその結果に基づき論文を執筆し、日本国際観光学会論文集に投稿した。 【観光系大学の教育面におけるオンラインツアー活用状況の分析】長野大学環境ツーリズム学部および亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科を事例に取り上げ、コロナ禍におけるオンライン教育(特に地域や産業界と連携した実践的教育)の実施状況と成果(課題と可能性)についてヒアリング調査(亜細亜大学についてはオンラインヒアリング)を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
観光系大学を対象とする調査、観光地での取り組みを対象とする調査は、研究代表を含む分担者所属先機関が完成年度を迎える途上でもあり、進展がはかばかしくなかった。その他分担者についても所属先が異動になったものが複数あり、研究の進展に影響した。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度の進展がはかばかしくなかった観光地の取り組み、観光系大学の取り組みについての取りまとめ方向性を見直すとともに、研究全体の着実な推進を図ることが重要である。
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次年度使用額が生じた理由 |
「観光地のオンラインツアーに関する取り組み状況の分析」「観光系大学の教育面におけるオンラインツアー活用状況の分析」をはじめ進捗がはかばかしくないパートがあり、これらに関連する支出を中心に計画よりも低額となった。令和6年度これらの項目も含め研究全体の推進を図りたい。
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