研究課題/領域番号 |
22K12633
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
千 相哲 九州産業大学, 地域共創学部, 教授 (40287909)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 観光レジリエンス / リスキリング / 地方観光 |
研究実績の概要 |
本研究では、ポストコロナにおける観光レジリエンスの向上をガバナンスとの関係から検討し、地方観光の持続可能な発展に向けてガバナンスのあり方を明らかにすることである。 令和4年度の研究計画では宮崎県西米良村と沖縄県竹富町を事例に調査を予定していたが、コロナ禍による観光行動の変容と観光産業への影響を、観光復興に取り組む地域の事例をもとに検討した。本文献研究及び関係者へのヒアリングをもとに観光人材育成のためのリスキリングプログラムの策定に取り組んだが、これまでの研究結果をまとめ、予定していた現地調査を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍による影響で現地調査が十分できなかった。今年は新型コロナの感染症法上の位置づけが5類への引き下げられる予定であり、遅れていた現地調査を実施する。昨年の文献調査、ヒアリング調査の結果と一緒にまとめながら、全体の計画を遂行する。
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今後の研究の推進方策 |
観光ガバナンスの運営プロセスと機能、役割などを明らかにするために、令和4年度計画の西米良村、竹富町の公的機関を中心に調査を行う。 また当初の計画通り、今年度の計画である湯布院町、柳川市での観光事業者へのヒアリング調査を行い、結果をまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
令和4年度に計画していた現地調査が実施できなかった。令和5年度に当該年の現地調査計画を行いながら令和4年度計画を遂行する。 9月まで:令和4年度実施予定の現地調査(西米良村、竹富町) 10月~12月:湯布院町、柳川市
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