研究課題/領域番号 |
22K12732
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
松本 馨 富山大学, 学術研究部教育研究推進系, 准教授 (20876114)
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研究分担者 |
森 雅生 東京工業大学, 企画本部, 教授 (20284549)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | オルトメトリクス / PlumX / 研究評価 / データ分析 / Institutional Research |
研究実績の概要 |
2022年度は、PlumX(オルトメトリクス)データ収集システムの開発と導入、運用を開始した。当初、研究分担者の所属組織内でデータ収集を行う計画であったが、研究代表者の所属組織でもPlumXが利用可能になったため、研究代表者の研究室内にデータ収集用PCを設置してデータ収集環境を構築した。その結果、開発期間を短縮することが出来たため、予定よりも早いタイミングでデータ収集を開始した。 しかし、利用しているサービスのAPIに不具合があってエラーが発生し、不正値が連続出力される問題があることが分かった。そこで、サービス提供元に問い合わせをして情報提供し、不具合が修正されたため、現在は不正値が発生しない状況になっている。エラーで出力されてしまった不正値の修正は手作業で行う必要があったため、修正にはかなりの時間を要した。改めて、不正値の含まれないクリーンなデータを収集することも検討している このデータ収集に関して「第11回 大学情報・機関調査研究集会(会場:専修大学)」にて研究発表「オルトメトリクスデータ収集ツールの開発とデータ分析の試行」を行い、最初期におけるデータの分析結果を報告した。 その後もデータの蓄積を続けており、現在は合計で10万件以上の論文のオルトメトリクスデータを毎週収集し、週次での変化を追跡することが出来るようになっている。これに加えて、各論文に紐付いた属性情報と組み合わせた分析が行えるようになる見込みである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究代表者の所属組織でデータ収集を行う環境が構築出来たため、開発期間を短縮することが出来、早いうちにデータ収集を開始することが出来た。その後、APIの不具合でエラーが発生することが分かったが、サービス提供元への問い合わせの結果、解消し、現在、そのエラーは修正されている。
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今後の研究の推進方策 |
今後も、引き続きデータの収集を続けて長期の変化を観測出来るようにする。さらに、2023年度には、研究者向けのアンケート調査を実施し、オルトメトリクスデータによる結果とアンケートによる結果を突き合わせて分析、検討が出来るようにする予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初計画よりも物品費を安く抑えることが出来たことや、研究代表者の所属組織内でシステムを開発・運用することが可能になり、都度、研究分担者のところへ出張する必要がなくなり、旅費を抑えることが出来たため。
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