研究課題/領域番号 |
22K12732
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
松本 馨 富山大学, 学術研究部教育研究推進系, 准教授 (20876114)
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研究分担者 |
森 雅生 東京工業大学, 企画本部, 教授 (20284549)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | オルトメトリクス / PlumX / 研究評価 / データ分析 / アンケート調査 / Institutional Research |
研究実績の概要 |
2023年度は、昨年度から行っているPlumX(オルトメトリクス)データ収集システムの運用を継続しつつ、それと並行する形でアンケート調査を実施して、その成果を報告した。PlumX(オルトメトリクス)データ収集システムでは、PlumXデータを毎週収集・蓄積しており、現時点でPlumX指標の経年変化を最長で2年分追跡することが出来る状態になっている。この収集状況に関して、半年の経年変化が観測出来るようになった段階で分析を行い、「14th International Conference on Data Science and Institutional Research (DSIR 2023)(会場:郡山商工会議所)」で研究報告「Analysis of over 50000 research papers' altmetrics published in Scopus over a period of 24 weeks」を行った。 アンケート調査では、前述のPlumXデータに関連した研究者の情報収集と公開に関するアンケート項目(25問)を作成し、日本全国の大学・研究機関等にアンケートの回答を依頼して、合計で1440件の有効回答を得ることが出来た。このアンケート調査に関しては、「第12回 大学情報・機関調査研究集会(会場:神田外語大学)」にて研究発表「研究テーマ検討のための情報収集と研究広報に関する調査」を行っている。 アンケート分析に関しては、まだ概要の報告を行った状態であり、より詳細な分析を進めていく。また、PlumXデータ収集に関しては、この1年間でより大量のデータが蓄積されたため、これを用いてさらなる分析を行い、報告をする予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今回実施したアンケート調査は研究者への直接依頼ではなく、研究者の所属する大学等研究機関の総務担当者に学内周知を依頼する形をとったため、アンケートの回答数が読めない状況であったが、予想よりも多くの回答を得ることが出来た。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、蓄積されたデータの本格的な分析を開始する。さらに、アンケート調査の結果と突き合わせることで、より詳細な分析、検討を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
物品購入等において、より安価な物・手段を探し、全体利用額を抑えることが出来たため次年度使用額が生じた。次年度はデータ分析用の高速なパソコンを購入して利用し、分析結果を国際会議等で報告する計画である。
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