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2023 年度 実施状況報告書

EPAを用いたエキスパート外科医育成のための評価基準の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22K12883
研究機関名古屋大学

研究代表者

高見 秀樹  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (40723028)

研究分担者 小寺 泰弘  名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (10345879)
錦織 宏  名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (10463837)
藤原 道隆  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院教授 (70378222)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
キーワードEPA / 外科教育 / コンピテンシー / Delphi法 / Faculty Development
研究実績の概要

本研究ではエキスパート外科医に必要な資質・能力(コンピテンシー)を明らかにし、その内容を満たす能力をEPA(Entrustable Professional Activities)評価するための項目を明らかにすることにある。2023年度はそのコンピテンシーの初期リスト作りを行った。初期リスト作成には過去の文献や社会的に用いたられているドキュメントを集積した。また、各エキスパートの意見を収集する必要があるため2023年7月には日本医学教育学会へ参加し情報収集をおこなった。2023年9月の日本外科教育研究会定期学術集会では、外科教育研究者と集まって意見交換をしたほか、同年9月に東京で行われたSurgeons as Educators coarseでは評価について講師として指導を行い、今後本研究で作成したEPA評価表を用いたFDコース開催の準備を進めた。本コースの講師や参加者とも主に評価表の妥当性の検証方法について意見交換を行った。
コンピテンシー評価の方法としてシミュレーション教育との比較検討も必要なことから、2023年10月の日本シミュレーション医療教育学会および2024年3月の日本医療教授システム学会にも参加しエキスパート教育の現状について調査した。
現在は初期リストの基盤となる論文の調査としてScoping reviewを共同研究者の錦織宏とともに進めている。同時にこれまで交流したエキスパート外科医への研究への協力も進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

リスト作成に時間を要した。またScoping Reviewを行う段階で追加の調査や意見収集が必要になったためやや進捗が遅れている。

今後の研究の推進方策

来年度前半にはリストを完成させDelphi法を開始する。EPA評価表作成後のFDについてはすでに準備が進められている。

次年度使用額が生じた理由

Delphi法を開始出来なかったため次年度使用額が生じた。来年度に行うDelphi法へ参加した協力者への謝金として使用予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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